ホワイトニング歯磨き粉は効果ある?2つのホワイトニング効果を紹介

結論から言うと、ホワイトニング歯磨き粉には歯を本来の白さに近づけてくれる効果があります。ここでは、ホワイトニング歯磨き粉の2つのホワイトニング効果を紹介します。

ホワイトニング歯磨き粉で歯がホワイトニングされるのは、ざっくり次の2つによる効果です。

  • 有効成分による汚れ落とし
  • 研磨剤による着色汚れ落とし

日本のホワイトニング歯磨き粉には、アメリカで販売されているような漂白効果のある成分は入っていません。あくまで表面の汚れを落とすことで、本来の歯の白さに近づけるのが日本のホワイトニング歯磨き粉です。以下からは、日本のホワイトニング歯磨き粉の2つのホワイトニング効果について、ざっくり紹介していきます。

ホワイトニング効果①成分によって汚れを落とす

ホワイトニング歯磨き粉には、歯の汚れを落とす有効成分が配合されているものがあります。成分によって汚れの落とし方は様々です。ここでは、イオン結合によって着色汚れを落とすタイプに焦点をあててみましょう。具体的には、ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムなどです。イオン結合による着色汚れは、次の3ステップで落とすことができます。

ステップ1:ステインと歯の間に浸透する

ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムは、負の電荷をいっぱい持っています。それらポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムが、まずステインと歯の間に浸透していきます。

ステップ2:ステインを浮かせる

負に帯電しているステインは、エナメル質の表面の正に帯電したカルシウムイオンと強く結びついています。ステインが沈着するのはこのステイン-カルシウム間のイオン結合のせいです。ですが、ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムは、ステインよりもカルシウムとの親和性(引っ付きやすさ)が高いのです。なので、ステインと引っ付いていたカルシウムとポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムが引っ付きなおします。カルシウム-ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウム間で、新たなイオン結合が組みなおされるのです。その結果、結合の解けたステインが浮き上がってきます。

ステップ3:ステインを落とす

無水ケイ酸や炭酸水素ナトリウム(重曹)といった歯の清掃材やブラッシングによって、浮き上がったステインを物理的に落とします。

上記3ステップで、着色汚れがすっきりきれいになります。歯を痛める心配がないのもよいです!

ホワイトニング効果②研磨剤によって着色汚れを落とす

ホワイトニング歯磨き粉には、研磨剤によって歯の汚れを落とす有効成分が配合されているものがあります。具体的には以下のようなものです。

  • 含水ケイ酸
  • 無水ケイ酸
  • 酸化チタン
  • 重質炭酸カルシウム
  • リン酸水素カルシウム
  • ピロリン酸カルシウム
  • 卵殻

研磨剤入りの歯磨き粉を使って歯を磨くと、歯の表面の着色汚れを落とすことができます。

ホワイトニング歯磨き粉を使って手軽に歯をホワイトニングしよう

ホワイトニング歯磨き粉には、歯をホワイトニングする効果がしっかりあります。イオン結合によってステインを落とすことができたり、研磨剤によって着色汚れを落とすことができたりします。毎日の歯磨きで歯をホワイトニングできるのはうれしいですよね。ホワイトニング歯磨き粉をつかって手軽に歯をホワイトニングしましょう。

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