
ホワイトニング歯磨き粉は、自分にぴったりの有効な成分が配合されているものを選びたいですよね。ここでは、ホワイトニング歯磨き粉に配合されている4つの主な有効成分を紹介します。
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ホワイトニング歯磨き粉に配合されている4つの主な有効成分とは?
成分①ポリリン酸ナトリウム
まずご紹介するホワイトニング歯磨き粉に配合されている有効成分は、ポリリン酸ナトリウムです。ポリリン酸ナトリウムには、歯のエナメル質の表面についた汚れを落とす効果があります。さらにポリリン酸ナトリウムはステインや茶渋の除去もしてくれます。そのため、歯垢や着色による歯の汚れが気になる場合は、ポリリン酸ナトリウムが配合されているホワイトニング歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。また、ポリリン酸ナトリウムには浸透性と吸着性があります。ざっくり表現すると、ポリリン酸ナトリウムは歯の表面をコーティングして水分バランスを調整してくれます。コーティングによって、ステインや歯石の沈着も防止してくれます。ポリリン酸ナトリウムは厚生労働省にも安全性が認められているホワイトニング成分です。
成分②マクロゴール400(ポリエチレングリコール400)
次にご紹介するホワイトニング歯磨き粉に配合されている有効成分は、マクロゴール400(ポリエチレングリコール400)です。マクロゴール400は、タバコのヤニをはじめとする歯に付着し汚れを溶かして除去してくれます。頑固な茶渋やステインも溶解してくれるので、特に着色汚れを落としてくれる成分として有名です。
成分③ハイドロキシアパタイト
ハイドロキシアパタイトというものも、ホワイトニング歯磨き粉における代表的な有効成分です。ハイドロキシアパタイトは歯の汚れを吸着し、着色汚れや歯垢を取り除く効果があります。また、ハイドロキシアパタイトは歯に近い成分だといわれています。ハイドロキシアパタイトは歯の表面にできてしまった細かな傷を修復してくれます。細かな傷が埋められるため、着色汚れや歯垢が歯につきにくくなるという利点も、ハイドロキシアパタイトにはあります。以上のことから、歯の表面の傷や傷によるくすみが気になる場合は、ハイドロキシアパタイトが配合されているホワイトニング歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。
成分④ゼオライト
ホワイトニング歯磨き粉に配合されている有効成分に、ゼオライトというものもあります。ゼオライトは、ミクロ多孔性です。多孔性とは、ざっくり言うとたくさんの細孔が空いている物質のことです。スポンジのようなものだとイメージするとわかりやすいです。細孔が空いていると、他の物質を吸着する能力に優れています。ゼオライトが歯の表面の汚れや歯垢などを吸着し、歯を本来の白さに近づけてくれます。
有効成分をおさえて自分にぴったりのホワイトニング歯磨き粉を選ぼう
ホワイトニング歯磨き粉に配合されている主な4つの有効成分は以下です。
- ポリリン酸ナトリウム
- マクロゴール400(ポリエチレングリコール400)
- ハイドロキシアパタイト
- ゼオライト
ホワイトニング歯磨き粉には、いろいろな有効成分が含まれています。特に着色汚れが気になるという人は、着色汚れに強い成分が配合されているホワイトニング歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。歯の表面の傷が気になるという人は、ハイドロキシアパタイトが配合されているホワイトニング歯磨き粉がおすすめです。有効成分をおさえて、自分にぴったりのホワイトニング歯磨き粉を選びましょう。